こんにちは、みやこです。
短い梅雨が終わり、真夏日が続いていますね。
この時期になるとマスクをするのが本当につらいです。
私は夏が苦手なので、しばらくは涼しい室内で本を読んで過ごす日が増えるかなと思います。
さて、6月も終わったので、読んだ本についてまとめていこうと思います。
6月は小説を6冊、漫画を14冊読むことができました。
小説
『鹿の王 (2巻~4巻)』『鹿の王 水底の橋』上橋菜穂子
先月から読み始めたシリーズで、6月に入ってやっと読み終わりました。
感想については以下でまとめておりますので、気になる方は読んでみてください。
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『きらきらひかる』江國香織
アル中で鬱の笑子と、ゲイの睦月のお話。笑子は睦月がゲイであることを知っており、睦月の恋人の紺の存在も認めた上で結婚しています。笑子は睦月のことが好きですが、紺のことも好きで、睦月が紺と別れるなら離婚すると言うくらい。鬱を抱えている笑子は不安定になることが多く、嘘がつけない睦月や彼のやさしさに触れると時々情緒が不安定になり、睦月に強くあたってしまいます。その様子を見て、睦月は自分が笑子を苦しめていることを知ります。でも、笑子は睦月のことが好きなので、彼女の健気な側面を見ると、睦月は自分がそんなにやさしくしてもらえる存在なのだろうかと悩む。2人の結婚に、お互いの両親も介入してきて、子どもはいつ作るのかや、睦月がゲイであることを知るやいなや、この結婚はおかしいと言ったり。笑子は、自分にとってこの結婚は自然なことなのになぜ理解してくれないのだろう、と睦月に語ります。私はこんな形の結婚もあっていいと思います。結婚は2人が決めることなので、2人が悩みながらも納得しているのであれば、周りの人間は介入せず遠くから様子を見守ることが大事なのかなと。好きも、愛も、結婚も、幸せも、いろんな形があって、それが受け入れられる社会になればいいですね。
『卵の緒』瀬尾まいこ
瀬尾まいこさんのデビュー作。「卵の緒」と「7's blood」の2つの短編が読めます。2作品とも「家族」がテーマで、「卵の緒」は親子のお話、「7's blood」は父親だけが同じ姉弟のお話です。「卵の緒」の主人公である育生は、母親から一身に愛を受けて大切に育てられていて、読んでいてやさしい気持ちになりましたし、育生たち家族はこれから愛のある家庭を築いていくんだろうな、というあたたかな期待が持てます。反対に「7's blood」は少し悲しい読後感でした。主人公の七子は、父親の愛人の子どもある七生と突然一緒に暮らすことになります。七子は、七生の愛想がよくて気の回る、子どもらしくない態度をはじめは毛嫌いしていましたが、少しずつ心の距離も近づいていき、七子は七生をいとおしいと思うようになります。最後の2人のシーンを読んで、2人で経験したことは消えないし、目に見えない2人のつながりは存在し続けることに、いとおしさを感じます。
![卵の緒 (新潮文庫 新潮文庫) [ 瀬尾 まいこ ] 卵の緒 (新潮文庫 新潮文庫) [ 瀬尾 まいこ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7729/9784101297729.jpg?_ex=128x128)
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漫画
『カードキャプターさくら(1巻~12巻)』CLAMP
アニメをNetflixで見てから漫画も気になり、1巻から12巻を一気に購入。
感想については以下でまとめておりますので、気になる方は読んでみてください。
『スキップとローファー(7巻)』高松美咲
大好きな漫画の最新刊。7巻から2年生編がスタートし、クラス替えやらドキドキのイベントが。結月のエピソードは心にくるものがありました。美人で恵まれているからこその苦悩。誠との友情も深まってよかったです。そして一番最後のエピソードに関しては、「おい、志摩くん…」となる人が多いでしょうね。どうなることやら。
「スキップとローファー」の好きなところについては、以下にまとめてますので、気になる方は読んでみてください。
『休日ジャンクション』真造圭伍
真造圭伍先生の短編集。「休日」をはじめとする7作品が読めます。連載中の「ひらやすみ」から真造圭伍先生の作品に触れたので、テイストの違いに驚きました。「休日」「家猫ぶんちゃんの1年」みたいな悲しさを含んだお話もあれば、「美少女なんて大嫌い」のようにしんどさと少し怖さを含んだ作品もあったり。真造先生の引き出しの多さにびっくりした短編集でした。
6月は「鹿の王」や「カードキャプターさくら」のようなシリーズものを読めた月でした。久々にファンタジーの世界にどっぷりつかれて楽しかったです。
まだまだ積読がたくさんあるので、7月はそれらを読んでいきたいなと思います。
みやこ